ミュータント・メッセージ by マルロ・モーガン

以前、マレーシアに居たとき、同じ健康志向の友人がある大学教授兼探検家のスピーチを聴きに行って非常に興味深いことを聞いてきました。この教授は、世界各国の未開の地を訪れ色々な民族の伝統的な治療法を研究しており、ある未開の民族に出会ったとき衝撃を受けたそうです。

この民族には、病気がほとんど無く仮に病気になっても数日で治ってしまい、その治療法も今自分たちが知っているものと全く違う、人の体の神秘を感じさせるものでした。 どうやるかっていうと、病気や怪我をするとまず安静にさせ、そこの長老に当たる人がその人にいや、その人の体に!?話しかけるのです。
『体さん体さん、本当にごめんなさい。あなたのオーナーが間違った使い方をしてしまいました….でももう大丈夫ですよ、今この人はよく解かりましたので、元の状態に戻っていいんですよ…間違っていて本当にごめんなさい….』というようなことを伝えるのです。

これで、みんな良くなってしまうのです!
早ければ数時間、長くても数日で良くなるというので驚きです。

私は、これを聞いて感激し、自分の体に対する責任を感じました。すぐに忘れてしまうんですが^^;、思い出せば自分の体に感謝するようにしています。

このストーリーには更に後日談があるのです!この話を聴きに行った私の友人は小学校の先生をしており、クラスに腕を骨折した生徒がいたので、この話と全く同じ事をしてあげたそうです。ギブスをした腕をとって、素直に愛情一杯に話したそうです。(女の先生です^^;)

彼女は気功みたいこともやっていたので、手をかざしながらあの言葉を話すと、突然生徒が「先生、骨が動いた!!」と言ったのです。 生徒もびっくりして、間もなくしてお医者さんへ診察に行くと医者から骨と骨の間にズレがあったのがみんな綺麗に元の位置にもどっているね、予定よりも早くギブスが取れるよと言われて、またびっくりでした。

人の体は凄いですね。まだまだ沢山の神秘と可能性を秘めているはずですので、生きている間に少しでも多く感じられるといいですね。

随分後になって、知人より、この未開の人々は、オーストラリアのアボリジニで、マルロ・モーガンの書いた、『ミュータント・メッセージ』に同じような話しが記載されていると聞いて、早速読みました。

ミュータント・メッセージを読むと、人の可能性というものが、無限に拡がってゆくように感ることのできる、お気に入りの本です。

ミュータント・メッセージ
価格:560円(税込、送料別)

ミュータント・メッセージ マルロ・モーガン

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