『ニンジンから宇宙へ』 東京平和映画祭

昔、『ニンジンから宇宙へ』というドキュメント映画が、話題を呼んだことがありました。
ニンジン作りを通じて、動植物から、微生物、人に至るまですべての存在は循環しており、役割のないものは一切ないという、非常に大きな真理を体得され、且つ、無農薬&無化学肥料の農法を確立された赤峰勝人さんの体験に基づいて作られた映画でした。

この映画と本が話題になったのは、1990年代の初めでしたので、もう随分前のことでした。心の片隅に有りながら、なかなか見る機会が無かったのが、昨日の「東京平和映画祭」で上映される一つの作品として放映され、漸く観られました。さすがに古い映画(たぶん主催者がどこからかテープを探し出したのでしょう。。。)なので、映像の乱れや色が変になっているところも多かったですが、この時の時点で既にここまで自然農法が完成していたんだということがよく分かり、また、赤峰さんの人柄や思想も現れていて、良い映画でした。

平和映画祭のサイトから抜粋します——————————————————————
『ニンジンから宇宙へ』 ~よみがえる母なる大地~
土の話。野菜の話。自然の話。一本のニンジンが教えてくれた大切なこと。それは、宇宙に存在するすべてのものは循環しているということです。技術の進歩で旬に関係なく一年中食べられる野菜。しかし、現代病アトピー性皮膚炎の原因は、実は毎日食べている野菜にあったのです。赤峰勝人氏の営む大分県野津町のなずな農園では、草と野菜が共生しています。なずな農園の野菜はほんのり甘く、アクも苦みもなく、いい香りがします。完全無農薬・無化学肥料の野菜がアトピー性皮膚炎に良く、体が元気になるというのは本当です。
(東京平和映画祭: http://www.peacefilm.net/)
—————————————————————————————————–

今回の平和映画祭は、内容も盛りだくさん、朝から夜まで長時間にわたって行われた有意義な内容でしたが、さすがに1日中ずっと椅子に座っていると、尻が痛くなって疲れました。最後のジョンレノンの映画までは、たぶん持たないから途中で帰ろうと思ってましたが、見だしたらおもしろくて、結局最後まで見てしまいました。

Leave a Comment

CAPTCHA